▼ メディア掲載情報
- 連合通信レコード速報(2016年3月16日号)
- 日刊レコード特信(2016年3月22日号)
- ㈱音元出版のAV/オーディオ/ガジェット情報サイト「Phile-web」(2016年3月17日版)
- 歌・合唱・オペラの隔月刊誌「ハンナ」(2016年5月号)
2016年1月13、14日 Bst
歌譜喜のメンバーの皆さんは、それぞれに合唱団に所属していたり、合唱の指導をしていたりと、色々な活動をされている方たちばかりで、全員が本当にお忙しい中、スタジオに集まっていただきました。そのため、レコーディングのスタートは夜10時過ぎ。夜通しのレコーディングになりました。
全員がメインフロアに並び、それぞれにオンマイクを1本ずつ、アンビエンスとして、前にLCRの3本、両サイドに1本ずつ、床置きマイク(BLM3)もペアで、またこのアルバムもサラウンドでも発売するため、メンバーの後ろにも合計4本のマイク、全部で17本のマイクがセッティングされました。
全員が発声をして、温まってきたところで、レコーディング開始です。今回は、全員が互いの声をよく聴くために、キューボックス・方耳イヤホンをしての録音になりました。
1曲目は、Grandfather's Clockです。まずは通して歌い、テスト録音。コントロールルームで、5.1chサラウンドでモニターします。スタジオで、サラウンドで聴くことは、アーティストの皆さんはなかななかない機会ということで、喜んでいただけたようです。その時の様子はブックレットに載せているメンバーの座談会でも話題になっています。そうして音色等も確認したうえで、本格的に録っていきました。歌うごとに、発声の仕方、ニュアンス、発音などを全員で話し合いながら、全員が納得するまで繰り返して、進めていきます。
とにかく印象的なのが、歌うのも話し合うのも、楽しそうな姿でした。6人が本当に仲が良く、こちらまで楽しくなります。コントロールルームにいるときも、いつもみんなで笑いあっています。録音にもそんな雰囲気が詰まっています。
The King's Singersのような活動がしたい!と集まったメンバー6人が、歌うことを本当に楽しんで、クオリティの高いアンサンブルが出来上がりました。それと同時に、誰でも知っているポップスばかりが収録されているこのアルバムは、スタジオ録音の良さを生かした作品でもあると思います。
ハイレゾ配信ではアルバム購入特典になっているブックレットには、レコーディングを終えたメンバーの座談会を載せました。楽しそうな雰囲気はそこからも伝わってくると思います。また、合唱の指導者として活動しているメンバーから、演奏する方へのアドバイスなども話していただきました。盛り沢山な内容のブックレットも是非お楽しみください。