ハイレゾを聴くには?

? DAC内蔵ヘッドアンプ
安いもので¥10000前後から。ものによって再生できるファイルが限られるため、PCM96kHzまで聴ければいいのか、DSDも聴きたいのか、などによって選ぶ必要があります。DAC内蔵ヘッドホンも発売されています。

? ハイレゾ対応ポータブルプレイヤー
¥25000前後から。それぞれのメーカーごとに対応した音源管理ソフトがあり、それをPCにインストールして使います。音源をプレイヤーに入れてしまえば、あとはPCを起動することなく再生できるため、気楽に楽しめます。

? USB DAC
アンプ内蔵のものも多くあり、安いもので¥30000前後から。ものによって再生できるファイルが限られるため、何を聴きたいかによって選ぶ必要があります。NAS(音源を保存するネットワーク対応のHDD)や、ネットワークプレイヤー(ネットワーク上のPCやNASの音源をアナログ信号に変換してアンプに送る)を組み合わせれば、PCを起動せずにNASに保存されている音源を再生でき、他の部屋のネットワーク対応の再生機器で聞くこともできます。入力・出力端子のあるUSB DACであれば、様々な形に拡張していくことができます。

ハイレゾのサラウンド音源を聴くには?

ハイレゾ対応のサラウンド機器はまだそう多くはありませんが、いくつか方法があります。最も手軽な方法は、PCM 96kHz/24bitまで再生可能なインターフェイスを、6本のアクティブスピーカーと組み合わせる方法です。スピーカーは小さく安いものもたくさんあるので、とりあえず聴いてみるには低価格で手軽です。そして本格的に楽しむためには、様々なメーカーが¥300,000前後で発売している、ハイレゾ対応のレシーバーやアンプが必要になります。また、以上の2つの方法の中間くらいのコストで、PCM192kHzまで再生できるオーディオインターフェイスもあります。